2019年12月9日更新
-
ウキョウの鉄道探訪記
鉄道が大好きなウキョウさんが送る、関西の様々な鉄道の路線、駅などなどの「ここが魅力」を伝えてくれるコラムです。一緒にあの路線、この駅などを旅してみましょう。
第5回 阪急電鉄 梅田駅(大阪市北区)
上新庄からそのまま準急で移動しまして、そのまま梅田へ。南方駅を過ぎると宝塚本線、神戸本線と合流。3線共に十三駅、中津駅を通り、橋を渡った先に阪急の起点駅、大阪梅田駅があります。
現在の梅田駅が完成したのは1973年 (昭和48年) 11月23日。起点駅ならではの構造であり、上から見るとカタカナの「コ」か「ヨ」のように見えその形状から「櫛形ホーム」と呼ばれています。
大阪市内では、他にJR天王寺駅の阪和線ホーム、阪神梅田駅、近鉄阿部野橋駅と大阪上本町駅、南海なんば駅が該当します。
号線は9つあり、1〜3号線が京都本線、4〜6号線が宝塚本線、7〜9号線が神戸本線となっており、到着した際は両側のドアが開き乗車と降車に分けられます。
また、1996年 (平成8年) 2月から3路線ごとに違う発車メロディも導入されています。京都本線は「竹」、宝塚本線は「高級感」、神戸本線は「海」をイメージしたものとなっています。
また、最終電車の発車5分ほど前にはエビスビールのCM曲としても有名で、かつて工場が最寄りにあったことから、東京・渋谷区のJR恵比寿駅の発車メロディとしても使われている、映画「第三の男」のテーマ曲が流れます。その際、京都本線の場合「急行 京都河原町行き最終、まもなく発車します。ご乗車のお客様は、お急ぎください・・・。」といったアナウンスが繰り返しされ、接続される電車がある場合はそれも案内されます。
時間になると、先述のメロディが流れますが最後の1音が1分ほど長く伸びた状態で鳴り、最終電車が発車します。
僕自身、携帯やPCにアラームや着信音として入れるほど日本各地の鉄道のメロディもかなり好きで、いわゆる「音鉄」な面があったりするので、また触れていけたらと思います。
神戸本線のホームを眺めていると、なんと貴重な車両を見つけました。
神戸本線は8000系の第1編成が所属していた上に、丁度梅田駅に停車していました!他にも撮り鉄さんが数人おり、一眼レフでその姿を収めていました。僕はスマートフォンで撮りましたが・・・。
8000系はデビューした頃とは大きく姿などが変わっており、正面の飾り帯が外され、モーター等の差し替え、一部編成では前面デザインの変更などありましたが、デザインは、アメリカのワシントンメトロや韓国ソウルの地下鉄にも影響を与えるほどの人気でした。
そして、発車を見送りました。また、阪急梅田駅では、なんと3線同時発車を見ることができます。昼間には京都本線、神戸本線の特急と、宝塚本線の急行が10分毎に、十三まで並走します。その光景はもはやレースゲームのよう。どれが1番早く十三駅に着いたか、見てみるのも良いですね!
阪急梅田駅はホテルや百貨店、かっぱ横丁などと一体化されています。また、阪急阪神東宝グループの規模の大きさはかなり有名でしょう。ちなみに、Osaka Metro御堂筋線と繋がっており、江坂~千里中央を走る北大阪急行も同じグループ。ここでは書ききれないほど事業が広いので、気になる方は是非ググってみてください。
HEPの赤い観覧車は、小さい頃、休日に父と2人でよく行っていた思い出があります。もう15年以上も前の話なので、当時とは桁違いなほど進化を遂げましたね。今度、乗りに行こうかなと考えてたり(笑)
こうして、今も阪急電鉄は梅田駅から明日もまた、いい一日を運んでいくでしょう。次回は、日本一高い高層ビルが ある場所へ!それでは次回お会いしましょう!
-
-
ウキョウ
大阪在住。特別支援学校(旧:養護学校)卒。鉄道、ゲーム、バスケ観戦などが好きな多趣味な若者です。中度の広汎性発達障害を抱えています。大阪市の就労移行支援施設に通い、就職に向けた取り組みなどをしています。
ここでは関西を中心に様々な鉄道の路線・駅などについてご紹介していきます。よろしくお願いいたします!
-
ペルオンとは?
ペルオンはホープグループ、ミッション株式会社を母体にしたペルオン実行委員会が制作してるポータルサイトです。
障害の当事者が作る当事者目線のサイトが作れないかと思い、サイトを立ち上げました。ペルオンという名前はPersonnes handicapées(ペルソンヌ・オンディキャピー)の略で、障害者仲間という意味からとりました。
当事者会・支援団体・家族・地域・職業・年齢などの枠を超えて、障害者に関係する全ての人が連携して、さまざまなことにチャレンジし、障害者の可能性を探ってまいります!
ペルオンに興味を持ったあなた!もうすでに、仲間なんです。
- トピックの分類
- 精神障害の仲間
- 発達障害の仲間
- 知的障害の仲間
- 身体障害の仲間
- その他の仲間
- 当事者
- 家族
- 支援者
- 医療従事者
- 研究者
●「障害」の表記について
当サイトでは、「障がい者」を「障害者」と表記しています。
「障がい者」という表記の場合、音声ブラウザやスクリーン・リーダー等で読み上げる際、「さわりがいもの」と読み上げられてしまう場合あります。そのため、「障害者」という表記で統一をしています。
メルマガでいち早く、更新をご案内します。ご希望の方はメールフォームにてお申し込み願います。
広告